株主の皆さまには、平素は格別のご高配を賜り、厚く御礼申し上げます。


 私どもは、2021年からスタートした前中期経営計画(2021年~2023年)に基づき、①国内ダイレクトセリングの進化、②海外事業の利益ある成長、③育成ブランドの利益貢献、④経営基盤の強化、⑤新ブランド、’’美’’に関する領域拡張を重点テーマに掲げ、取り組んでまいりました。しかし、国内、海外ともにコロナ禍の長期化により当初計画との乖離が発生することとなり、株主の皆さまにご心配をおかけしましたが、2022年をボトムに、これまで取り組んできた戦略の成果が現れ始め、2023年は国内事業での業績回復、損益構造の改善を実現し、グループ連結業績として増収、大幅増益を達成することができました。

 

 こうした戦略の進展をもとに、新中期経営計画(2024年~2026年)を策定し、本年2月に発表させていただきました。当社は、創業100周年にあたる2029年をゴールとした長期ビジョン、「VISION 2029」を掲げておりますが、本年からの新中期経営計画をVISION 2029達成に向けた「再挑戦と成長基盤確立の3年間」と位置づけ、1つ1つのブランドをより先鋭化し国内利益創出力を強化するとともに、海外や新事業等の成長領域へ積極的な投資・事業拡大をしてまいります。

 株主の皆さまにおかれましては、引き続きご支援を賜りますよう、よろしくお願いいたします。

 

2024年3月
代表取締役社長
横手 喜一