株主の皆さまには、平素より格別のご支援を賜り、厚く御礼申し上げます。

第12期第2四半期(2017年1月1日~6月30日)の国内化粧品市場は、訪日観光客のインバウンド消費が増加に転じたものの、インバウンド消費を除く市場規模は前年並みとなりました。
このような市場環境のもと、当社グループは、基幹ブランドであるポーラが売上を牽引したことに加え、育成ブランドのTHREE、DECENCIAの好調により、連結売上高、営業利益ともに上期計画を大幅に上回る業績を達成しました。第3四半期以降も、通期の計画達成に向け、グループ一丸となって取り組んでまいります。

 

当第2四半期について

当第2四半期は、基幹ブランドのポーラと、育成ブランドのTHREE、DECENCIAの好調により、連結売上高は117,378百万円(前年同期比109.7%)、営業利益は20,944百万円(前年同期比172.4%)と、年初計画を大きく上回る実績となりました。

 

 

「リンクルショット メディカル セラム」の大ヒットにより営業利益が大幅増益:

ポーラは、1月に発売した「リンクルショット メディカルセラム」が、年間計画を上回るペースで進捗し、業績に大きく貢献しました。シワに悩む多くの女性の声に応えた「シワを改善する」という商品特長と対面カウンセリング、プロモーションでの積極的な情報発信により、当該商品をきっかけとした新規のお客さまが順調に増加しています。また、リンクルショット単品の増収効果だけでなく、クロスセルに波及し、ブランド全体の活性化につながりました。下期は、引き続きリンクルショットの戦略的なプロモーションによる新規のお客さまの獲得に加え、8月に「B.A セラム プリズルミナ」、10月に新ブランド「V」より「V リゾネイティッククリーム」の発売により、更なる顧客層の底上げと、成長に向けた事業基盤の強化に取り組みます。
オルビスは、1月に主力スキンケアシリーズである「アクアフォース」をリニューアル発売したことに加え、SNS を活用したお客さまとのコミュニケーションの強化に取り組みました。前期末以降のお客さま数の減少の影響により、前年同期を下回る売上高となりましたが、下期以降、マーケティングの刷新および経営資源の選択と集中により、成長軌道への回復を目指します。

育成ブランドは、THREE とDECENCIA が引き続き好調です。THREE は、海外展開を積極的に進め、9月に予定しているシンガポールへの進出を含め、海外7つの国と地域でブランドを展開します。シンガポールでは、海外初のスパ併設型ショップをオープンさせ、ブランド認知の拡大と顧客獲得に取り組んでまいります。創業10周年を迎えるDECENCI Aも高い成長を維持しており、市場での更なるプレゼンス拡大に向け、店舗展開を計画しています。

 

海外事業の黒字化必達に向けて順調に進捗:

Jurlique は、新商品不足や、観光客減少といったマクロ環境の影響を受け、オーストラリアおよびトラベルリテール市場で苦戦しました。現在、グループ横断で商品開発フローの見直しに取り組んでおり、下期以降、新商品の発売により業績の回復を目指します。H2O PLUS は、前年同期に実施した、リブランディング商品への切り替えに伴う一時的な出荷増加の影響を受け、減収となりましたが、リブランディング商品の出荷は計画どおり進捗しています。引き続き配荷店舗の拡大と新規顧客獲得のためのマーケティング活動に集中し、早期の収益改善に取り組みます。海外事業全体としては、現中期経営計画で掲げる黒字化必達に向けて、順調に進捗しています。

 

 

当期は、2020 年をゴールとした長期ビジョン達成に向けた最終ステージのスタートの年となります。第3四半期以降も、国内の収益性向上、海外事業全体での黒字化、そして次世代の成長ブランドの構築に取り組み、高収益グローバル企業の実現を目指し、成長を加速させてまいります。

株主の皆さまにおかれましては、今後も末永く当社グループへのご支援を賜りますようお願い申し上げます。

 

 

 

2017年9月
代表取締役社長
鈴木 郷史